講座詳細

講座名
【第320回スキルアップ②】診療ガイドラインを理解する -骨粗鬆症-

要旨

 骨粗鬆症に関連する骨折を抑制するには、栄養指導・薬物治療・運動療法の包括的治療が重要である。1)栄養指導:骨の健康維持に重要な栄養素であるカルシウム(700–800mg/日)・ビタミンD(10–20 μg/日)・ビタミンK(250–300 μg/日)の摂取や日光浴(夏は30分、冬は1時間)が指導される。2)薬物治療:骨粗鬆症治療開始基準に基づいて治療が開始される。椎体骨折抑制効果が確認された薬剤と椎体および大腿骨近位部骨折抑制効果の確認された薬剤があり、年齢や骨折リスクに応じて使い分けられる。特に、骨形成促進薬は「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」に適応がある。3)運動療法:主な目的は、骨密度維持・増加と転倒防止などにより骨折抑制に寄与することである。荷重運動は骨密度を維持・増加させる。また、バランストレーニング・筋力トレーニングは転倒発生率を減少させる。骨粗鬆症治療はEBMに基づいて行われる。治療法を選択するうえで、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」は参考になる。
学習期間 2025年5月20日(火) ~ 2026年5月31日(日)
申込期限 2026年5月31日(日) まで
講師名 慶友整形外科病院 骨関節疾患センター センター長 岩本 潤 先生
認定単位 1 単位
受講料 1,000円/人(税込)
返金について
    受講料について
    • 受講料は事前支払いです。
    • 入金後の返金はいたしませんので、ご了承ください。
主催 一般社団法人ソーシャルユニバーシティ 薬剤師生涯学習センター

講師略歴

慶友整形外科病院 骨関節疾患センター センター長 岩本 潤 先生

講師略歴

<略歴>
平成2年3月  慶應義塾大学医学部 卒業
平成9年7月  State University of New York, Health Science Center 留学
平成21年2月  慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター 講師
平成29年4月  慶友整形外科病院 骨関節疾患センター センター長
令和6年4月  杏林大学医学部整形外科客員教授

<主な学会役職>
日本骨粗鬆症学会 理事
日本骨代謝学会 評議員

連絡先・お問い合わせ

何かご質問等ございましたら下記までご連絡ください。

一般社団法人ソーシャルユニバーシティ  薬剤師生涯学習センター

  • TEL03-6258-5788(平日9時-18時)
  • Emailinfo-g20@pleso-ls.jp

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